長嶺陽子の「うちなーじらぁ」日記

沖縄人(うちなーんちゅ)と結婚して沖縄移住したライターの、うちなー発見ブログ。タイトルの「うちなー」は「沖縄」、「じらぁ」は「顔」とか、「○○風」って意味もあります。つまり、私がだんだん「うちなーじらぁ(沖縄顔)」になっていく様子をレポート(?)する身辺雑記です。

日記

最近のお仕事

例によって、更新してないにもほどがある状態なので、
最近の仕事の情報などを……。

J-TRIP Smart Magazine OKINAWA
というサイトに、縁あって最近何かと記事を書かせていただいてます。

先日アップされたのが、
首里のカフェ・CONTEの記事
http://www.jtrip.co.jp/magazine/okinawa/article/meal/20589/

公設市場近くのイタリアン・てだこ亭の記事
http://www.jtrip.co.jp/magazine/okinawa/article/meal/20659/

沖縄のおいしいお店やおすすめの場所、情報など、
これまでの自分の経験・体験をもとに、
取材して、紹介させてもらってます。

ちなみに執筆記事一覧はこちら~。
http://www.jtrip.co.jp/magazine/okinawa/writer/y-nagamine

今後も毎月ぼちぼち記事が増えていくと思うので、
機会があったら見てやってください。




沖縄の空

いつかの写真シリーズ



先日、iPhone 5が壊れて6に機種変。
手続きやデータの復旧に右往左往したのですが、ようやくそれなりに使えるようになり、ためしに新しいiPhoneからブログをアップしてみます。
写真は復旧した写真データの1番最初に残っていたいつかの那覇市小禄の空。
2012年12月15日。

沖縄に暮らすようになってから、
ついつい、空の写真を撮ってることが多いんですが、
初めてiPhoneにしたときに撮ったのも空の写真だったんだなー、
と、今更、溜めっぱなしだった写真データを改めてみて気づいたんでした。
「沖縄の空」にはそれだけ、季節によって、日によって、
表情があります。

山ほど溜めこんでいた写真のデータを見ていると
割と面白い写真や、
見ると、その時のことをいろいろと思い出す写真があったので、
ぼちぼち、また携帯から、「いつかの写真シリーズ」でアップしたいと思ってます。

日記沖縄の離島から旅日記沖縄の風景

さあ、というわけで7月4日(土)からは
2年ぶりの渡名喜島訪問!
早朝から、那覇の泊港は慶良間諸島などの離島へ向かう人でいっぱいでした。
心配された台風の影響も今のところは少なく、
渡名喜へと出航するフェリーは8時半発。
船は渡名喜を経由して久米島まで向かいます。
渡名喜までは約2時間の旅。



船から見える遠ざかる那覇の街。
久しぶりの離島行きの船上は潮風が気持ちいい。
しかし、暑い。
そして、眠い。

それはさておき、実は、私が渡名喜に行くのはこれで4度目。
それも毎回、「渡名喜幼小中学校水上運動会」の日程に合わせて行っている。

この「水上運動会」というのはとっても歴史が古く、
なんと大正時代から、島の子どもたちが海に親しみ、
泳げるようになるようにと、続けられているらしい。
今年で97回目を数えている。

渡名喜島に行くようになった縁は、
私のだんなさんの同級生、「やっしー先生」が
数年前まで、教師として長く渡名喜島に赴任していたから。
それで、5年ほど前からこの、おそらく、渡名喜島の他には
日本全国どこを探しても類をみない水上運動会の
応援、見学、そして、前日の浜辺の清掃や設営、片付けのお手伝いに、
とくに呼ばれてもいないのに、
うちのお店のスタッフ一同で参加している、という次第。

それくらい、水上運動会は、そして渡名喜島には、
何度も訪れたくなる引力があります……。

ちなみに、どんな場所でやっている運動会なのかというと……

ばばーん!



こんな場所です。
すごいでしょう?
海の中にコースを作って、競泳したり、
手前の砂浜から海の中に入って
騎馬戦や綱引きをしたり、
砂浜でダンスや障害物競争をしたり……
とにかくもりだくさん。

それに、幼小中学生たちはもちろん、
卒業したOB、島のみなさんみんなが関わってもりあげる。
実に素敵な運動会です。

というわけで、今年の実際の様子などは
また……(つづく?……つづく! はず!)


日記

2015年7月3日の日記

7月3日(金)

寄る年波、ということなのか単なる夏バテなのか、
原因はよくわからないのですが、
昨日の夕方は激しい胃痛と吐き気。
頭もなんだかくらくら。
どーにもこーにも立っているのも難儀だったもんで
20時頃に店を早退け。
とにかく帰って、寝た。
すぐ寝た。
そうしたら、治りました。
うん、よかったよかった。
疲れてたのかな。
無理が効かない年ですね、48歳。

睡眠、だいじ、睡眠!

とか言ってる間にもう週末。
明日土曜日からは、渡名喜島旅行の予定なので、
日焼け止め買ったり準備したりしつつ、
おかげさまで金曜日らしく店もなにかと忙しく、
一日「あっ」という間。

しかし、南の海上には
9号10号11号と3つの台風が沖縄に向かう気配……。
3つて。
多いよ!

日記本とかマンガとか

2015年7月2日の日記

7月2日(木)

文庫版『江口寿史の正直日記』読了。


http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309413778/

先週、以前の職場でいっしょだった友人が
久しぶりに沖縄に来た際、
この本を持ってきてくれたんでした。
ありがとう、Hさん。

今年の6月に文庫化された日記&エッセイマンガ集。
中心になって収められているのは1999年ごろから数年間の日記で、
実は、ちょうどこの頃、私は東京の音楽雑誌出版社に勤めていて、
『コミックH』という雑誌の編集担当として、
取材やらなにやらで江口先生ご本人にお世話になっていたんでした。

なので、「コミックHの林女史」
(あ、私の旧姓は林といいます)として、
一瞬ちらっと私も出てきます。

それにしてもこの江口さんの日記、
当時Web日記として連載していた頃から読んでいたし、
2005年に書籍になった時も読んでいたはずなのだけど、
今回文庫版で改めて読み返したら、
かれこれ十数年前の自分自身の記憶までわーっといっぺんに思い出されて、
うわわわわー、となりました。
いや、詳しいことは覚えていないことのほうがほとんどなんだけど、
あの頃の空気とか、江口さんの事務所の感じとか吉祥寺で飲んだこととか、
いろいろんなことがかたまりになってよみがえってきました。

そして、あらためて、江口さんすごい、と思ったんですね。
江口さんの文章、素直で飾らない言葉の選び方。
すんなりと入ってくる文体とリズム。
そこからの想像力や記憶の喚起力のすごさと、
自分の中の琴線に触れてイメージが湧き出てくる感覚に、
ちょっと震えました。
創作に向かう苦しさも、呑みに逃げるダメっぷりも、
映画の感想のするどさも、
いろんな言葉が今読んでもすごくリアル。
この方は本当に、漫画家としても
(寡作であることを差し引いても)
もちろんすごいんだけど、
物書きとしてもすごい……

……てなことを思っていたら、
解説で作家の樋口毅宏さんが
ほとんど同じようなことがすでに書かれておられましたわ。

ちなみにマンガ家・江口寿史先生は、
私にとって小学校時代から愛読していた憧れの方。
『すすめ!パイレーツ』と『ストップひばりくん』は
小・中学生のころからずっとバイブルだったので、
あの頃、いっしょにお仕事できたのは本当に嬉しいことでした。

で、実は、今回、自分が日記を書きはじめようとしたのは、
この、江口さんの日記にあらためて感動したからなんですね。

言葉にすること、書き残すことで、
自分自身の考えを発見することもある。
形に残ることがある。
思い出して確認することがある。
そんなことをなんだかあらためてひしひしと思ったわけです。

そして、考えているだけ、
書いたつもりになっているだけでは、
何も残らないな……と気づいたんです。

てなわけで、基本不定期、
どのくらい書き続けるかは自分でもよくわかりませんが、
しばらく、つらつらと日記を書いてみようかと思っていますです。

よろしくゆたしく~。

日記沖縄の行事

2015年7月1日の日記

さて、えーと、ずっとブログ更新してなかったんですが、
ちょっと思い立ちまして、しばらく、日記的なものを書いてみようかと。
覚書的なメモなので、ざっくばらんな内容になりますが、
悪しからず……。
では、

7月1日(水)

昨日一昨日(6月29日、30日)と、
ムンチュウのグングヮチウマチーで
朝早くからムートゥヤーに行って慌ただしくしていたので、
疲れがやや残っている感じ。
今年はムイメーなので
旧暦行事や拝事にそろそろ慣れたような気がしてたんだけど、
昨日はあちこち周って予想よりしんどかったです。
…って、
沖縄県外の方には何のことやらでしょう。
解説すると

・ムンチュウ=門中=お墓を同じくする父方の親戚集団
・グングヮチウマチー=五月ウマチー=旧暦5月の祭り(地域の豊年祭、感謝祭的なもの)
・ムートゥヤー=本家
・ムイメー=杜前=親戚のなかで回ってくる行事の準備などをする当番のお役目

なんです。
解説されてもわからないですか?
そうですか。
呪文ではありません。あしからず。

ニホンゴに置き換えるのがムズカシイよね、沖縄のコトバ。
漢字で書くと意味はだいたい同じなんだけど、響きがぜんぜん違います。

それにしても、沖縄の旧暦行事(拝み事)は
地域の神様、土地の神様、ご先祖に
とにかくきちんと感謝を伝えるためのものなんだなぁだと
実際にやってみて思います。
お礼を言う。
それは、自分が今ここにいるのは、
自然や先祖やいろいろなもののおかげだと改めて感じること。
沖縄の先祖崇拝、自然への感謝は、
とても筋がとおった、大切なものです。

ちなみに、これが、昨日のウマチーで使用した
ウートートー(拝み)セット。
箱のようなものはビンシーといいます。




さて、午後からはこのところお手伝いに行っている某編集部へ出勤。
夕方からはお店に出勤。
お店では月1の女性ばかりの模合。
別名、誰が呼んだか美魔女会。
模合のことはいつかまた今度詳しく。

日記

ブログ10周年

まいどぜんぜんブログを更新していなくて申し訳ありません。
しかし、はたと気づいたら、
ブログ開設して10年になるんですねこれが。
(正確には9月から始めているので、あと4カ月で10周年ですが)

10年、速い。
あっという間です。
私が沖縄で暮らし始めて10周年ということです。

なかなか更新していないブログですが、
自分にとっての記録、記憶として、
ぼちぼち、よんなーよんなー(ゆっくりゆっくり)ですが
続けたいと思っています。
見に来てくださってる方、ありがとうございます。
今後とも気長に&気楽におつきあいください。

ちなみに、久茂地のカラカラとちぶぐゎ~は
5月20日(水)、21日(木)
11周年祭です!

こちらもなにとぞよろしくお願いします。

しかしまあ、今年の梅雨はどこに行ったんでしょうね??



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TI-DA
てぃーだブログ
プロフィール
ながみねようこ
ながみねようこ
2005年春に、突然、沖縄に「長男嫁」として移住。それまで東京で編集・ライター業を長年経験していた身で、「まさか沖縄に住むとは思わなかった!」と、「これが運命だった!」の、両方を日々感じつつ、マイペースで、ライター業と泡盛専門居酒屋「カラカラとちぶぐゎ~」の店員を勤めつつ、うちなーライフを邁進中。2005年秋には、「泡盛マイスター」の資格試験に挑戦して、取得しました。2006年2月には、インタヴューを担当した沖縄で初めての本「下地勇/心のうた」も刊行。また、2006年から2011年春までは琉球新報の生活マガジン「うない」の編集長も担当しました。現在フリーで編集・取材・原稿などのお仕事など引き受けております。
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