長嶺陽子の「うちなーじらぁ」日記

沖縄人(うちなーんちゅ)と結婚して沖縄移住したライターの、うちなー発見ブログ。タイトルの「うちなー」は「沖縄」、「じらぁ」は「顔」とか、「○○風」って意味もあります。つまり、私がだんだん「うちなーじらぁ(沖縄顔)」になっていく様子をレポート(?)する身辺雑記です。

旅日記

すぼらしき台湾旅行記(その6・台北にて忠烈祠など)

なかなか進まないので今日はもういっちょ。

*********

12月30日。
九份から台北へと戻ってきた我々一行。
そろそろ夕方なんで、もうちょっと市内観光して、
おまちかねの台湾名物、夜市にも行ってから、
中華料理の晩ご飯食べに行きましょう、
ということに。

まず立ち寄ったのは圓山(円山)大飯店。
もとは台湾の迎賓館だったという、
中華式建築のとにかく超どてかいホテル。
と言っても、中まで入ったわけではなく、
外で記念写真撮っただけですが。

すぼらしき台湾旅行記(その6・台北にて忠烈祠など)

建物がでかすぎて我々が小人のように見えますな。
敷地も異常に広い。
映画のセットみたいですが、実際営業しているホテルです。
昔は要人以外の一般人は泊れなかったんだそう。

リーさん曰く
「ここはとても立派なホテルです。
でも、泊ることおすすめしません。
ホテルから出かけるのがとても不便。
ホテルの前の大きな道は
歩いて渡ることができないので、
車でないとどこにも行けません」
だそうです。

で、写真だけ撮ってすぐ移動した先が、
忠烈祠(ちゅうれつし・チョンリエスー)という場所。
ここは、辛亥革命や抗日戦争などで
殉死した兵士たちの霊が祀られているところ。
衛兵の交代式の一糸乱れぬ姿が、
観光客にもたいへん人気だそうです。

その衛兵。

すぼらしき台湾旅行記(その6・台北にて忠烈祠など)

ほんとうにまったく微動だにしません。
周りで見物客が手を振ってもダンスを踊っても
微動だにしません。
宮古まもるくん」かと思いました。

やがて始まった交代式。
衛兵が立つ門のところから奥の祠がある場所まで、
けっこうな距離をザックザックと規則正しい靴音を響かせながら、
軍隊式のびしっとした行進が行われました。

すぼらしき台湾旅行記(その6・台北にて忠烈祠など)

旅行メンバー、沖縄マダムのJ子さんは
「あの真ん中の人がかっこいい! ぎゃー!」
と興奮してましたが、
たしかに、顔が小さくてスタイルのよい若者揃い。
リーさんによると、
「ここの衛兵は顔とスタイルで選ばれてる」んだそうです。
やっぱり。
でも、私にゃ、みんな同じ「台湾まもるくん」に見えて、
「この子が一番カッコいい!」
というJ子さんみたいな炯眼は発揮できませんでしたが。

ちなみに、台湾には徴兵制度があって、
男性は20歳を過ぎると1年の兵役が義務なんだそうです。
去年の年末(ちょうど私たちが台湾行ってた頃)、
これが廃止になり、2013年から志願兵制に移行する、
と発表になっていました。
これからは、「少数精鋭」の軍隊を目指すんだそうです。
国防の問題は、それぞれ国によって、いろいろ立場があり、
難しいことも多いのでしょうが、
兵役が「義務」でなくなったというのは、
台湾の情勢が安定している、ということで
喜ばしいことなのでは、と思いました。

志願制になったら、この忠烈祠にいる衛兵さんたちの顔ぶれも
変わるんでしょうかね……。

すぼらしき台湾旅行記(その6・台北にて忠烈祠など)

忠烈祠前にひるがえっていた台湾国旗。

そして、そこから我々が行きましたのが……
台湾名物、お待ちかねの夜市!

大飯店や忠烈祠のある圓山からほど近い場所にある、
台湾最大とも言われている士林(しりん)の夜市に行きました~!

すぼらしき台湾旅行記(その6・台北にて忠烈祠など)

というわけで、次回は士林夜市!
お楽しみに!?
(まだ終わんねえぞ初日……)

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この記事へのコメント
すごい!!先ほどはバランスの件で意見してしまいましたが、撤回します。
2部構成だとは想定外でした。
わくわく・・・
Posted by igapapa at 2012年01月20日 16:04
えへへー。今日は2本立てになりました。
これからもできる範囲でがんばります…。
Posted by ながみねようこ at 2012年01月20日 17:08
 
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ながみねようこ
2005年春に、突然、沖縄に「長男嫁」として移住。それまで東京で編集・ライター業を長年経験していた身で、「まさか沖縄に住むとは思わなかった!」と、「これが運命だった!」の、両方を日々感じつつ、マイペースで、ライター業と泡盛専門居酒屋「カラカラとちぶぐゎ~」の店員を勤めつつ、うちなーライフを邁進中。2005年秋には、「泡盛マイスター」の資格試験に挑戦して、取得しました。2006年2月には、インタヴューを担当した沖縄で初めての本「下地勇/心のうた」も刊行。また、2006年から2011年春までは琉球新報の生活マガジン「うない」の編集長も担当しました。現在フリーで編集・取材・原稿などのお仕事など引き受けております。
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