ツイッターにもアップしたんですが、イペーの花がきれいだったのでこちらにも。

沖縄、今日は暖かくなりました。
冷え込む日があり、また暖かくなり…
一歩一歩、春に近付いているような感じがします。
（と言っても、沖縄の場合、
暖かくなったら春というよりもう初夏ですが。）

しかし、やはり旧暦と季節というのはよく合っているもので、
昨日の寒さと北風の強さはまさに
「二月風廻り（にんがちかじまーい）」でした。
（昨日は旧暦二月三日。）
※にんがちかじまーい、というのは、
風の変化が速く、いきなり強い北風が吹いて大荒れになる天気。
海人（漁師さん）たちは今の季節をそう呼んで警戒してきたそうです。

ところで、
イペーの花はブラジル原産。
戦後、南米から沖縄に渡ってきたんだそうです。
沖縄ではこの黄色のイペーが庭木や街路樹としてよく見かけられますが、
ブラジルの国花のイペーは紫がかったピンク色の花。
でも、見慣れた黄色いのとピンクのは
ぱっと見、ぜんぜん違う種類の花みたいだなあ、と。
先日（2月半ば）ひめゆりの塔に行って、
駐車場でほそぼそ咲いていたピンク色のイペーを見かけた時に
そう思いました。

黄色いイペーの花は今が見ごろで、
あと一週間もしたら、花の時期が終わります。
沖縄にソメイヨシノはないけれど、
こうして、移り変わり、季節を感じさせてくれる花は
実は、いろいろあるんです。