長嶺陽子の「うちなーじらぁ」日記

沖縄人(うちなーんちゅ)と結婚して沖縄移住したライターの、うちなー発見ブログ。タイトルの「うちなー」は「沖縄」、「じらぁ」は「顔」とか、「○○風」って意味もあります。つまり、私がだんだん「うちなーじらぁ(沖縄顔)」になっていく様子をレポート(?)する身辺雑記です。

泡盛・酒

ちぶぐゎー

先週、神村酒造の「酒とうつわ展」で購入してきたちぶぐゎー(泡盛用の小さなおちょこ)。
直径4センチ、高さも4センチぐらいのサイズのもの。
もう少し口の広いもので、やや浅いのが一般的なおちょこのサイズですが、このくらい深さがあって、丸みがあるものが、古酒の香りが逃げずに、10年古酒などをしばらく入れておくとふわーっといい香りがしてきて、いい感じです。

「ちぶぐゎー」の「ぐゎー」は沖縄ではよく名刺の語尾につけて使われる言葉。
漢字で書くと「小(ぐゎー)」。小さいものとか、かわいいもの、親しみのあるものというニュアンスでよく使われる。


タグ :泡盛沖縄

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この記事へのコメント
住職です。

先日の集いはご苦労様でした。

チブ小の話、楽しく読みました。
お話の中の、「グァー」の使い方は、結構ムズいですよ。
小馬鹿にした表現につながる事もあり、
私も名刺にグァーを付けて、怒られた事があります。
名刺はビジネスの命と言う教えで、「バカにするな!」と怒られました。

有名な話では、
民謡界の大御所、登川盛仁先生が、
古典の方に、民謡にグァーを付けられ、勝負を挑んだ話は有名です。
身内でも、とてもイヤがるそうですよ。

親しみを込めたグァーと、小馬鹿にしたグァー。
自分の物は、チブ小でも、人の物はチブの方がいいですよ。。。
Posted by 住職 at 2007年11月12日 01:52
住職さん、いつもコメントありがとうございます。

たしかに、「ぐゎー」の使い方は難しいですよね。
ニュアンスを正確に知らないで、
「ないちゃー」が使ってしまうと顰蹙をかう言葉のひとつ、
かもしれません。

登川誠仁(盛、でなくて、誠、ですよね??)さんが
自分自身が「誠小(セイグヮー)」と親しみを込めて、
たくさんの人たちに呼ばれている一方で。
民謡に「グヮー」をつけられて怒った、
というのは、とても象徴的な感じがします。
勉強になりました。
Posted by ながみねようこ at 2007年11月13日 16:07
 
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ながみねようこ
ながみねようこ
2005年春に、突然、沖縄に「長男嫁」として移住。それまで東京で編集・ライター業を長年経験していた身で、「まさか沖縄に住むとは思わなかった!」と、「これが運命だった!」の、両方を日々感じつつ、マイペースで、ライター業と泡盛専門居酒屋「カラカラとちぶぐゎ~」の店員を勤めつつ、うちなーライフを邁進中。2005年秋には、「泡盛マイスター」の資格試験に挑戦して、取得しました。2006年2月には、インタヴューを担当した沖縄で初めての本「下地勇/心のうた」も刊行。また、2006年から2011年春までは琉球新報の生活マガジン「うない」の編集長も担当しました。現在フリーで編集・取材・原稿などのお仕事など引き受けております。
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