沖縄県知事選まで、あと2日
というわけで、先日、担当させてもらっている「琉球新報」の「落ち穂」欄で私が書いた原稿をここに再録します。
今回の沖縄県知事選には、全国も、世界も、注目していると聞きます。
長い目で見た、沖縄の「未来」のために、一人でも多くの県民が意思表示をするべきだと思います。
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いよいよ、今度の日曜日は沖縄県知事選の投票日です。みなさん、選挙に行く準備はできていますか? 当日は予定があって行けそうにないという方、期日前投票は済ませましたか?
投票日前でも投票所入場券を持参すれば、近所の役所で面倒な手続きは必要なく投票できます。私自身、以前、期日前投票に行ったとき、「こんなに簡単にできるの?」と驚いたことを覚えています。自治体が違っても基本的なシステムは同じはず。「時間がないから」「日曜は忙しいから」というのは投票に行かない理由になりませんよ。
……と、まずは選挙広報のようなことをつらつらと書き連ねましたが、投票には、是非とも、投票権を持つ全ての県民が参加するべきだ、と私は心から思っています。
私は、沖縄に住んでまだ2年足らず。知事選の投票は初体験です。しかし、聞くところによると、前回の知事選の投票率は57・22%。そして「今回の知事選はそれを下回るとの見方もある」という報道が内地の一部の新聞記事でありました。「見方もある」って、一体誰の見方なんでしょうかね? でも、本当にそんなことになってしまったら、とんでもない、と思います。
政党同士のかけひき合戦はうんざりだ、という実感を持っている人もいるのでしょう。誰が知事になったって沖縄は変わらない、とあきらめを感じている人もいるのかもしれません。「政治不信への意思表示として行かない」という人の声を聞いたこともあります。だけど、「行かない」というのは、積極的な意思表示にはならないと私は思います。面倒だから行かない人も、いろいろ考えた末に行かないという人も、いっしょくたになってしまうんですから。
考えてみてください。投票した人が50%台程度で、そのうちの何割かの支持で当選した知事と、100%近い県民すべてが意思表示をした上で当選した知事と、どっちが県民のために一生懸命になると思います? 投票に行くのは、より県民のために働いてくれる人を選ぶ、「自分たちのため」です。悲観的になって諦めたら、それこそ何も変わらない。私はそう思っています。
今回の沖縄県知事選には、全国も、世界も、注目していると聞きます。
長い目で見た、沖縄の「未来」のために、一人でも多くの県民が意思表示をするべきだと思います。
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いよいよ、今度の日曜日は沖縄県知事選の投票日です。みなさん、選挙に行く準備はできていますか? 当日は予定があって行けそうにないという方、期日前投票は済ませましたか?
投票日前でも投票所入場券を持参すれば、近所の役所で面倒な手続きは必要なく投票できます。私自身、以前、期日前投票に行ったとき、「こんなに簡単にできるの?」と驚いたことを覚えています。自治体が違っても基本的なシステムは同じはず。「時間がないから」「日曜は忙しいから」というのは投票に行かない理由になりませんよ。
……と、まずは選挙広報のようなことをつらつらと書き連ねましたが、投票には、是非とも、投票権を持つ全ての県民が参加するべきだ、と私は心から思っています。
私は、沖縄に住んでまだ2年足らず。知事選の投票は初体験です。しかし、聞くところによると、前回の知事選の投票率は57・22%。そして「今回の知事選はそれを下回るとの見方もある」という報道が内地の一部の新聞記事でありました。「見方もある」って、一体誰の見方なんでしょうかね? でも、本当にそんなことになってしまったら、とんでもない、と思います。
政党同士のかけひき合戦はうんざりだ、という実感を持っている人もいるのでしょう。誰が知事になったって沖縄は変わらない、とあきらめを感じている人もいるのかもしれません。「政治不信への意思表示として行かない」という人の声を聞いたこともあります。だけど、「行かない」というのは、積極的な意思表示にはならないと私は思います。面倒だから行かない人も、いろいろ考えた末に行かないという人も、いっしょくたになってしまうんですから。
考えてみてください。投票した人が50%台程度で、そのうちの何割かの支持で当選した知事と、100%近い県民すべてが意思表示をした上で当選した知事と、どっちが県民のために一生懸命になると思います? 投票に行くのは、より県民のために働いてくれる人を選ぶ、「自分たちのため」です。悲観的になって諦めたら、それこそ何も変わらない。私はそう思っています。